◆[こども]情操コース 概要・理念◆

*概要*

美術分野での表現活動をベースに、豊かな感性・思考を有する人間形成を目的としています。


◆大人になってからでは作ることができない作品が沢山有ります。 また、私どもの行う絵画や工作の指導は、子どもの思考と行動の自立性を優先しております。 そして、語彙の少ない子どもにとっては、絵を描いたり、物を作ることは大きなコミュニケーション手段の一つでも有りますので、そのような表現の時間は大切だと考えています。

 

◆講師について
講師は学校教員(美術科講師など)としての指導経験を有するプロ講師が中心です。

美術分野を越えて、将来多岐の分野で基礎を応用できる人間形成を目指す情操教育を、一人一人に合った理論的プログラムをベースに指導に当たります。

 

※保護者の方や保育士・幼稚園教諭の方の付き添いが可能であれば乳児もご相談に乗ります。

 

*基本理念*

 主に絵の具や季節感のある自然素材・美術教材を通して、絵画・造形による表現活動を行います。豊かな発想力・表 現力と、情緒、思考の基礎力を養うことを目的とします。

 実際には、目に見えた結果としてわかりやすいことばかりでは有りませんし、大人の目には、と ても時間がかかるように思われることも多々有ります。 しかし、こどもが自ら塾考したり、色々 試しならが、経験を得ることは、知識として大人に教え込まれることよりも、多くの感動が有り、 また学びがあります。そして、それらの積み重ねで、柔軟な思考や自立心が育てば、自ずと基礎 力を応用していくことが期待できます。 状況に応じ、適切な判断と行動・基礎を応用する発想力が育まれれば、将来様々な分野で色々な 能力を展開させることが可能です。

 まずは、小さな基礎力・表現力を養うために、 なるべく一人一人の自主的な思考や行動を重んじた指導を心がけています。 また、それぞれの年齢でしかできない表現を大切に、少しでも、豊かな心の成長に繋げていきた いと考えています。

 

どの年齢でも、ひとりひとりが、絵画や造形を通して、

①自分で、考える

②自分で、判断し、模索する

③自分で、試みる

④それらを、表現(制作)する

⑤自分の表現や考えを、他者に伝える

⑥自分の制作物を、振り返る

⑦他者の表現を見て、感じたり、考えたり、それらを発言する。

この7段階の力を付けることを基本目的とします。

※年齢の低いお子さんの場合、全ては難しい場合があります。

 

これらの基本目的を徐々にマスターしていくことで、 表現することの本当の喜びを知り、自信に繋がり、また、柔軟な思考を大切にすることで、 発想力や物事を順序だてて思考したり、実行することが身に付きます。